1月27日に、ついにAppleから発表されました。
前々からずっとうわさになっていたタブレット型の新端末。
その名も「iPad」!
詳細は公式サイトでどうぞー
Apple
ちまたでは「これはすごい!」だの、「期待はずれ!」だの、賛否両論巻き起こしているようですね。
私も初見では「いまいちかな」と思っていましたが、実際に動かしている動画を見るとなんともムズムズしてきました。
さて、情報端末としてはとても魅力的な端末だと思うのですが、ゲーム機としてみた場合どうなのでしょうか。
iPadをゲーム機としての側面から色々と考察してみたいと思います。
続きは折り込みます~
色々と考えてみましたが、メリットとデメリット、それぞれ3つあると思います。
まずはデメリットからいってみましょう。
■デメリット1 重い!
iPadの重量は最も軽いWi-Fiモデルで「680g」あります。
パソコンとしてみるととても軽いのですが、ゲーム機としては致命的な重さですね。
いくつかのゲーム機などと重さを比較してみます。
DS ・・・ 214g
PSP ・・・ 189g
Wiiリモコン ・・・ 142g
XBOX360コントローラ ・・・ 270g
重くて疲れるダンベルと揶揄されているXBOX360のコントローラですら270gです。
iPadはその2.5倍の重量があるわけですね。
これ、ひざの上に置いて遊べるゲームであれば良いのですが、レースゲーム等の加速度センサーを利用したものは、夢中で遊んでいると二の腕がプルプルしてきそうです。
■デメリット2 でかい!
9.7インチの大きな画面、視認性はよさそうですが、操作性には疑問が残ります。
この動画をみればよくわかると思います。
iPadでFPSタイトルのNOVAをプレイしている動画です。
オプション設定で、操作パッド等の配置を変更して遊んでいますよね。
NOVAには元々この設定があるのですが、動画でプレイしているバージョンは、既存のものをさらに拡張してiPad用に変更しているようです。
なにが言いたいかというと、このように「アイコンの配置を変更しないと遊びにくい」ということなんですよ。
要するに、指が届かないんですよね。
iPhone・iPod touchは画面が小さいので、縦持ちでも横持ちでも、画面のいたるところに指が届くのですが、iPadは大きいのでそうはいきません。
なのでこの動画のように、配置を変更できるゲームは良いのですが、そうでないゲームはとてもプレイしにくくなると思います。
■デメリット3 はずかしい!
これはまぁ、どうでも良いことなんですが、なんとなく、iPadを両手で持ってゲームしているところを想像してみるとはずかしい感じがします。
とくに加速度センサーを使ったゲームは、Wiiスポーツを1人で遊んでいるところを人に見られたくないのと同じレベルな気がします。
iPadを使って外出先でゲームってのは根性いるかもしれません。
とまぁ、つらつらと挙げてみましたが、デメリットと感じるのはこの3点です。
では次にメリットいってみます。
■メリット1 新たなジャンルの創出
iPadにより、新たなゲームジャンルが登場することになるでしょう。
そのジャンルとは、「対面対戦ゲーム」です! ・・・え?
誰もが考えそうなベタな話ですが、オセロや将棋、チェスなどのボードゲームはiPadに最もフィットするゲームになるでしょう。
家族や友人とiPadを挟んで座り、まさにタッチして対局するわけですよ。
対面で対戦するわけです。
人生ゲームなんかもイイですね。
私が子供のころ、家族でオセロや将棋なんかをよく遊んでいました。
向き合って遊んでいると自然と会話が生まれるんですよね。家族の間で。
iPadはそんな古きよき時代をデジタルで再現してくれるんじゃないかと期待しちゃいます。
■メリット2 ハイスペック
iPadのスペックはiPhone・iPod touchと比べ、ハイスペックになりました。
これにより、iPhone・iPod touchでは表現できなかったレベルのゲームが開発できるようになるでしょう。
オリジナルなCPUを搭載しているので、どの程度の表現が可能になるのかは未知数ではありますが、今のiPhone向けゲームよりすごいと考えると、PS2レベルのゲームであれば開発できるのではないでしょうか。
ただこれってデメリットにもなるんですよね。
iPadに最適化してゲームを作ると、iPhone・iPod touchでは動かない。なんてことになるかもしれません。
デメリットにも書いた操作性も含め、今後開発者の方々は大変だろうなぁと思うのですが、このスペックアップには大いに期待しています。
■メリット3 AppStoreのリプレース
これは厳密にはiPadのメリットでは無いのかもしれません。
ただ、iPadの発売をトリガーとして、AppStoreをリプレースできる大チャンス到来だと考えています。
これは私の個人的なイメージなのですが、携帯電話で遊べるゲームの価格は、昔から数百円と相場が決まっているような気がしています。
小さな画面で遊ぶゲームに数千円を支払う人はいないと。
しかし、iPadは大画面で、本格的なゲームを遊ぶことが出来ます。
これまでPS3やXBOX360のHD市場には開発費が高すぎて参入できず、DSやPSP等の携帯ゲーム市場で勝負していた中小のデベロッパ(開発会社)が参入してくる可能性を秘めています。
そうなってくれば、数千円の価格を払うだけの価値があるゲームが充実してくるかもしれません。
ここでAppStoreのリプレースを行うわけです。
今現在のAppStoreは、安くなければ目立たずに売れない状況になっています。
115円の呪縛があるんですよね。
この状況を大きく変えるチャンスだと思うんです。
たとえば、ゲームのオンライン配信でわりと成功を収めているXBOX360では、以下のようにジャンルが分かれています。
・Xbox LIVEインディーズ ゲーム
・Xbox LIVE アーケード
・ゲーム オン デマンド
それぞれをざっくり紹介すると、
「インディーズ」は、個人でも開発して販売できるもので、価格も100円くらいから提供されています。
「アーケード」は、1500円くらいまでの価格帯のゲームがあり、わりとガッツリと遊べるものが多いです。
「オンデマンド」は、パッケージソフトのオンライン販売なので、価格は3000円くらいします。
XBOXではこのようにジャンルをがっちり分けているので、100円のゲームと3000円のゲームが混ざって紹介されることはありません。
それぞれのくくりの中で、売れ筋とか人気とか、新着とかが紹介されているわけです。
AppStoreもこのように、何らかの方法でゲームを分けるべきだと思うんです。
iPadの登場にあわせ、低価格帯のゲームと高価格帯のゲームを分けて紹介できるようなAppStoreにリプレースできれば、中小デベロッパが参入する壁もかなり低くなると思います。
中小デベロッパにとっては、DS、PSPに次ぐ、第3のマーケットとしてAppStoreが本格稼動するようになるわけです。
いや、むしろ最大のマーケットに化けるかもしれません。
これが3つ目のメリットと考えてるところです。
—-
と、言うことで、メリットとデメリットを3つずつ挙げてみました。
iPadはゲーム機として見ると微妙な点も多々あるのですが、その潜在能力と可能性には期待が高まりまくります。
Wi-Fiモデルはワールドワイドで3月に発売との事。
発売まであと2ヶ月、iPadによりiPhone・iPod touchを含めたゲーム環境がどのように変わっていくのか楽しみでなりません。
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